東洋骨董大辞典

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張弼(ちょうひつ)

15世紀に活躍した書家です。江蘇省の出身で、東海翁などと号していました。江西省の知事となり、賊の壊滅や、道や橋の整備を行うなど、生活環境を整備したことで民に慕われたと言われます。

 

政治だけでなく書や詩文にも才能を発揮しており、特に書においては懐素の作品から学んだといわれる草書にとりわけ優れていました。酒を飲むと筆をとり、一気に何十枚もの作品を書き上げたというエピソードも残っています。

 

張弼の作品は唐時代の書家「張旭(ちょうきょく)」の再来だと称され、国内外で高い人気を博しました。

 

 

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