東洋骨董大辞典

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王翬(おうき)

17世紀中頃から18世紀初頭にかけて画家として活躍しました。江蘇省の出身で、清時代の文人画や山水画の基礎を確立したと言われる、四王呉惲の一人として名を連ねています。

号は康熙帝の名からとって清暉主人や、耕煙散人と称していました。

 

幼い頃から画家の張珂に師事していましたが、王翬が20代の頃、王翬の地元である虞山に訪れていた画家王鑑にその才能を見出され、弟子となっています。やがて王鑑の友人の王時敏からの指導も得て、二人の師を超えて清代第一の山水画家と言われるまでとなりました。

 

康熙帝からの注文も受けるようになり、約2年をかけて12巻の「南巡図」を完成させた後は、故郷で後進の指導にあたっています。

 

 

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