東洋骨董大辞典

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陳大羽(ちんだいう)

20世紀に活躍した書画家で、篆刻にも優れていました。広東省の出身で、19~20世紀に活躍した師である斉白石(書画家・篆刻家)の進めにより、原名を漢卿から陳翺に改名したと言います。

 

23歳のときには上海美術専科学校の中国画学部を卒業し、その後は19世紀中頃から20世紀初頭に活躍した呉昌碩(書画家・篆刻家)の作品から花鳥画を学びました。また、30代半ばからは斉白石にも師事し、書や篆刻、山水画など多くの技法を体得しています。最も優れていたのは花鳥画だと言われ、中でも鶏を主として、鳥を題材とした作品を得意としました。

 

その後は中国美術家協会の会員や中国書道家協会の常務理事、また江蘇省書道家協会や江蘇省美術家協会の副主席など数多くの要職を歴任しています。

 

 

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