20世紀前半から書画家、または詩人として活躍しています。江蘇省の出身で、詩文家として1000年の歴史がある名家に生まれました。幼少期から絵を学んでおり、10代前半で美術協会に出品するなど並外れた才能を発揮していたといわれています。
南開大学を卒業後は北京市中央美術学院に進学し、歴史や中国画を学びました。40代の頃には日本での作品展の開催に成功しており、40代後半の頃からはアメリカやヨーロッパなど各地で展覧会を開いています。
作品は、水墨による大胆な筆致で描く人物画が特徴的で、伝統的な中国絵画をベースにしながら独自の作風を確立しました。そのほか白描や詩文にも優れており、著書に『魯迅小説挿図集』があります。
ユネスコ文化特別顧問のほか、北京大学の中国画研究院の院長や南通大学の終身教授を務め後進の育成にも励んでいます。