東洋骨董大辞典

  • TOP
  • 東洋骨董大辞典

亞明(あみん)

主に20世紀に画家として活躍しました。安徽省の出身で号は敬植、のちに亞明と称しています。貧しい家に生まれましたが幼い頃から絵を学び、その後20歳のときに淮安芸術専門学校を卒業すると、出版社で副編集長として務めました。やがて自身の作品の制作に力を注ぐようになり画家として活動を始めると、同時期に活躍した画家の傅抱石と、江蘇省の13人の画工たちを引き連れ、中国国内の各所の写生をしながら周遊しています。このときの写生作品を集めた展覧会の開催に成功したことが大きなきっかけとなり、人気を博していきました。

 

作品は山水画や人物画を得意とし、大胆かつ巧みな画風が特徴的です。無錫市美術家協会の主席や中国美術家協会常務理事、江蘇省国画院副院長などの要職を歴任したほか、画家としては国内外で活躍しました。

 

 

買取に関するお問い合わせ

ご相談やご質問など、まずはフリーダイヤルでお気軽にお電話くださいませ。
  • お電話でのお問い合わせはこちら tel:0120-424-030
  • メールでのお問い合わせ