東洋骨董大辞典

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宣徳帝(せんとくてい)

15世紀前半に活躍した、明時代の第5代皇帝です。先代の第4代皇帝の長男として生まれ、即位した際に起こった叔父による反乱を迅速に鎮圧しましたが、罰し方については残虐性があると見られていました。反乱後は皇族の監視と独裁体制を強化した反面、政治介入を防ぐために禁止されていた宦官の学問教育の復活や、南方航海の再開など、内政制度の整備に尽力しています。

 

この時代が明の最盛期とも言われており、当時生産された磁器は質も高いものが多いといわれています。

 

また、宣徳帝は芸術においても優れた才能を持ち、制作された文人画は現在国立故宮博物院などに所蔵されています。

 

 

 

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