東洋骨董大辞典

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張瑞図(ちょうずいと)

16世紀後半から17世紀中頃にかけて書画家、あるいは政治家として活躍しました。号は果亭山人、平等居士、二水などと称しています。37歳のときに科挙に及第し、翰林院などを経て出世をしましたが、時代の混乱の中で弾劾され、58歳のときに辞職しました。

 

帰郷した後は詩文や書画に没頭し、師事した代表的な書画家はいないとされているものの、個性を持った行草書を書き上げています。

 

また、張瑞図の作品は日本にも持たらされています。江戸時代に来日した僧などから日本に伝わり、中国風が流行っていた当時の日本で、『水星の生まれ変わりが描いた品』と呼ばれ、非常に高い人気を博しました。(号の「二水」からそのような言い伝えが生まれたと考えられています。)

 

 

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