1940年に生まれ、2015年まで活躍していた画家です。浙江省の出身で、20歳の時に湖北芸術学院を卒業しました。5年後には専任の美術師として、人民美術出版社で働き始めています。
多くの作品を残しましたが、アメリカへ移住した後の作風は西洋と東洋の美術の結合を目指したもので、世界各地の景色を作品の題材として取り上げたことにより、テーマの創造性に磨きがかかっていったと称されました。アメリカや日本で個展の開催もされていますが、徐希の作品の多くは中国美術館に所蔵されています。
また、徐希は国家一級美術師、国際絵画コンクールでの優勝、中国美術画家協会会員など、様々な肩書きも所持していました。