東洋骨董大辞典

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成親王(せいしんのう)

18世紀半ばから19世紀初頭にかけて活躍した書家あるいは皇族です。清時代の第6代皇帝、乾隆帝の第11子であり、号は即斎や少厂と称しています。

 

幼少期から書画を好み、宮廷に納められた蔵書をよく閲覧するなどして書の才能の礎を築きました。作品は元時代の書家・趙孟頫や、明末の書画家・董其昌の字に学んだ行書や楷書が特に優れています。やがて成親王が豊富な蔵書を臨書したものは多数出版され、名家の多くがこの作品を所持していました。

 

政務においてもその手腕を発揮しており、軍機処大臣を務めるなど要職を歴任しています。

 

 

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