東洋骨董大辞典

  • TOP
  • 東洋骨董大辞典

方孝孺(ほうこうじゅ)

14世紀中頃から15世紀にかけて活躍した儒学者です。浙江省の出身で、号は遜志と称していました。父は明時代の始祖である洪武帝の家臣をしており、方孝孺は19歳の頃より儒学者の宋濂に師事しています。また、この頃より優れた才能を発揮していたことから推挙されて官職に就き、35歳からは当時6歳であった建文帝に仕え始めました。

 

その後は建文帝の元で要職を歴任しましたが、のちの永楽帝によって起こされた靖難の変で、軍の総指揮に失敗し拘束されています。やがて永楽帝によって即位の文書を書くよう命ぜられましたが、これを拒否したために一族約850人と共に処刑されました。

 

著書に全24巻の『遜志斎集』があります。

 

 

 

買取に関するお問い合わせ

ご相談やご質問など、まずはフリーダイヤルでお気軽にお電話くださいませ。
  • お電話でのお問い合わせはこちら tel:0120-424-030
  • メールでのお問い合わせ