東洋骨董大辞典

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李在(りざい)

15世紀前半に活躍したとされている画家です。福建省の出身でしたが、雲南省に転居したのち、同時期に活躍した画家・戴進と宣宗時代の画院に入りました。そのほか謝環や周文靖などと並び、当時の著名な宮廷画家として活躍しています。

 

作品は堂々とした構図に生き生きとした雰囲気の画風が特徴的で、山水画を最も得意としています。画法は北宋時代の山水画家である郭煕や、南宋時代の画院画家・夏珪や馬遠の作品から学んだとされており、浙派の画家としては祖の戴進に次ぐ画家だと言われていました。日本では、室町時代に活躍した禅僧で画家の雪舟が師事した画家として有名で、水墨画における様々な画法を教えたと言われています。

 

 

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