東洋骨董大辞典

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梁啓超(ちょうけいちょう)

19世紀に活躍した歴史学者または政治家です。広東省の出身で、号は飲冰室主人や任公などと称していました。若い頃から優秀で、広東省の中でも屈指の書院で考証学を学び、17歳の時に科挙の受験資格を得ています。

また、その優秀さから将来も有望されていたため、当時の試験官であった官僚の親族との婚約も果たしました。18歳のときには政治家である康有為と知り合い意気投合し、『万木草堂』を開校させたほか、以降は康有為の有能な右腕として活躍しています。

 

22歳のときには下関条約の内容に憤慨し、康有為と共に1200人あまりを先導して抗議運動を行いました。その後戊辰戦争勃発時には日本に亡命しており、日本語を学びながら数々の著書を執筆しています。しかし、39歳で中国に帰国してからは排日運動に積極的に参加し、西欧諸国との外交に尽力したほか、50歳を過ぎてからは大学教授や北京図書館の館長なども歴任しました。

 

 

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