東洋骨董大辞典

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王念孫(おうねんそん)

18世紀中頃から19世紀前半に学者として活躍しました。江蘇省の出身で、号は石臞(せきく)と称しています。

 

13歳の時から学者の戴震から指導を受け、学問の根底を身に付けており、31歳で科挙を通過しています。監察御史や都察院の役職を歴任していましたが、河川の管理などを司る役職に従事していた際、永定河の氾濫を受けて退官となりました。

 

その後は子であり、同じく学者となった王引之の屋敷で学問に専念しています。中でも言語音声と古書の記述について深く研究し、古書や伝書には音声の類似による当て字や誤りが多くあることを指摘したと共に、その修正と復元に注力したことで、中国の古代思想研究において大きな功績を残しました。

 

 

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