東洋骨董大辞典

  • TOP
  • 東洋骨董大辞典

羅牧(らぼく)

17世紀前半から18世紀初頭にかけて活躍した文人画家です。江西省の出身で、号は雲庵と称していました。生涯、官職に就くことなく、詩や書画をして過ごしていたといわれています。中でも特に山水画に秀でており、画法は魏石牀や宋時代に活躍した画家・董源、また元時代の著名な文人画家・黄公望の作品を研究しました。

 

作品は墨色による明瞭な筆致と独特な画風が特徴です。当時興った文人画の一派、江西派の祖としても知られていますが、その性格は文人としての気品や気質に欠けると批評されました。

 

そのほか製茶の才能にも優れていたと言われています。

 

 

買取に関するお問い合わせ

ご相談やご質問など、まずはフリーダイヤルでお気軽にお電話くださいませ。
  • お電話でのお問い合わせはこちら tel:0120-424-030
  • メールでのお問い合わせ