東洋骨董大辞典

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蒋介石(しょうかいせき)

19世紀後半から20世紀後半にかけて活躍した軍人・政治家です。浙江省の出身で、初代の中華民国総統なども勤めました。10歳になる前に父を亡くしましたが勉学に励み、19歳からは度々日本に留学して一時は日本陸軍に所属しています。この間に蒋介石は孫文と出会い、自身が中国同盟会の一員として活動したい旨を伝えると、1911年からは実際に辛亥革命に参加し、団長として争いにも加わったほか日本で言論活動なども行いました。

 

その後も孫文に忠誠を誓い、日本と中国を行き来しながら革命党員への指示や活動資金の調達に尽力しています。数々の反乱にも参加し、やがて軍官学校の校長となると、師弟関係となった生徒たちを中核とした国民党軍を組織し、学生たちに孫文の意思を継がせるべく教育を続けました。以降、国民革命軍の総司令なども経て、41歳のときに国民政府主席となっています。

中華民国憲法の法案を通過させたのちには、61歳で初代中華民国総統に選出されました。以降は内戦なども起こりましたが晩年まで中華民国総統を勤め上げています。

 

 

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