東洋骨董大辞典

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金城(きんじょう)

19世紀末頃から20世紀初頭にかけて活躍した画家または政治家で、号は藕湖や北樓と称しています。文人を多く輩出した家系に生まれ、幼い頃より書画や篆刻を学んでいましたが、中でも山水画を特に好み、古画の研究に没頭しました。

 

やがてイギリスに留学し、西洋美術について学ぶと共に法律・政治についても研究し、帰国して中華民国が成立すると、国務院秘書兼衆議院議員を務めました。その活動の中でも中国美術発展のため尽力しており、中国画学研究会や古物陳列所を設立しています。

 

 

金城の作品には山水画や花鳥画に優れた物が多く、清時代の書画家陸恢(りくかい)より影響を受けた、新たな画風が確立されています。

 

 

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