東洋骨董大辞典

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関良(かんりょう)

20世紀に活躍した、広東省出身の画家です。主に油彩の作家として有名ですが、水彩や水墨画などの多分野で才能を発揮しており、その作品には中国美術と西洋美術を融合させ、独自の作風を確立しています。

 

 

10代の頃に日本に留学し、東京太平洋美術学校を卒業、また文化勲章を受章した藤島武二にも西洋画を学びました。

中国に帰国後は国立美術学院や上海美術学校で講師となり、さらに中国美術家協会理事なども務めています。北伐戦争時には遠征軍の広報として従事し、その後は水墨画の制作と研究にも没頭していきました。

40歳の頃には国内で初の個展を開催しています。

 

 

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