東洋骨董大辞典

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閻錫山(えんしゃくざん)

19世紀後半から20世紀後半にかけて当時の中華民国、現在の台湾で活躍した政治家であり軍人です。晩年は執筆活動に打ち込み、閻錫山日記や書画を残しています。山西省の五台県に生まれ号を龍池としています。

 

日本の陸軍学校に在学中に、孫文らによって結成された結社である中国同盟会に参加をしています。清朝打倒を掲げた政治結社であったこの中国同盟会で辛亥革命を起こしました。その後に中華民国が成立してからは山西省を手中に治めていましたが、国共内戦で中国人民解放軍に敗れたのち、晩年は台湾に逃れて反共思想を強め執筆活動を行っています。

 

書画に関しては2008年、市場で約10万元の高値がついたものもあります。書風は清朝の作家の影響を大きく受けています。

 

 

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