東洋骨董大辞典

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陳献章(ちんけんしょう)

15世紀半ばから16世紀にかけて思想家として活躍しました。広東省の出身で、号は石斎、または白沙村の出身であったため白沙先生とも称しています。19歳のときに科挙の地方試験に及第しましたが、その後は合格することは無く、朱子学者の呉与弼に学びました。しかし半年ほどで呉与弼のもとを去り、一時読書生活を送ったと言われています。その後、推挙を受けて2回ほど上京しましたが最終的には官位も棄て、「理」を悟り自身の「心」を清澄にし人間の本来性を求める、という新たな思潮の先導者となり、現代では明時代の思想家として名を馳せています。

 

そのほか、書や詩にも優れ、著書には『白沙子全集』があります。

 

 

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