1962年に生まれ、画家として活躍しています。広東省の出身で、国立美術学院中国画科に進学しました。卒業後は新聞社で美術編集を担当しながら、並行して中国の美人画や日本画、また西洋画の中でも特に印象派についての研究に打ち込んでいます。これらの研究に加え、マカオに近い都市の出身であった陳貴平は幼少期から西洋文化に親しみがあり、それは作品の中にも少なからず影響を及ぼしました。
22歳の時に広東省美術展覧会で大賞を受賞した作品『童心』は東洋文化と西洋文化の融合した幻想的な作品となっており、これをきっかけに以降も中国書画展での入選や個展の開催に成功しています。また、国内外の美術研究にも力を入れ、得意とする美人画において独特の作風も確立しました。
中国画院珠海分院画家や中国広東省珠海市美術家協会の顧問など要職も歴任しています。