東洋骨董大辞典

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陸厳少(りくげんしょう)

20世紀に活躍した画家、または美術教育家です。上海の出身で、別名で宛若とも名乗っていました。幼い頃から山水画を中心に絵を学んでおり、やがて無錫美術専門学校に入学すると、人物や山水をよく描いた画家・馮超然に絵を、王同愈に詩文を学んでいます。その後は書画家の呉湖帆と親交を含めて中国国内を遊歴し、50代の頃には展覧会を成功させました。

 

作品の題材には山水はもちろん、花鳥や人物も取り上げており、中でも波や空などの水や雲の動きを表現した作品は、特に優れ高い評価を得ています。そのほか書の作品も多く残されており、中国美術家協会理事や上海書法篆刻会会員、浙江美術学院教授、上海画院画師などの要職も歴任しました。

 

 

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