東洋骨董大辞典

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頼少其(らいしょうき)

20世紀に書画家、版画家として活躍しました。自身が幼少の頃より芸術家となることを夢見ており、広州美術専門学校を卒業後、木彫に打ち込んでいます。魯迅が説いた新興木刻を取り入れながら当時の時代や自然風景から影響を受けた作品を制作し、『現代版画研究会』を主催するなど現代芸術も交えたアート作品の周知に尽力しました。

 

後には精密さと端麗さが特徴の、版画芸術の新たな流派「新徽派」を確立し、中国国内の版画界を先導する存在となっています。

そのほか広東美術家協会会名誉副主席や中国版画家協会副主席、安徽省美術家協会主席などを歴任しました。

 

 

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