20世紀に活躍した画家です。北京の出身で、号は雲湖や湛如と称していました。20歳の頃から中国画学研究会に加わり、伝統的な画法を金城に学んだと言われています。また、17世紀から18世紀にかけて中国で活躍したイタリア人画家・郎世寧(ジュゼッペ・カスティリオーネ)の作品も研究し、その写実性と筆致を自身の作品にも取り入れて行きました。
作品は題材に花や鳥、馬を多く取り上げたものを得意とし、北京画壇にも大きな影響を与えています。北京画院で画師として勤めましたが、絵のほかにも篆刻や書にも優れていました。