東洋骨董大辞典

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魏紫煕(ぎしき)

20世紀前半から21世紀の初頭まで画家として活躍しました。河南省の遂平県出身です。

 

19才で河南芸術学院を卒業したのち、河南省の東部に位置する開封市や信陽市に小学校や中学校の教師として赴任しました。そのほか河南大学美術研究会でも講義を開いています。31才のときには「河南民報」を刊行し、その後34才で江蘇省美術工作室主任になりました。

中国美術家協会理事や江蘇省国画院院長、江蘇省人民大会代表なども務めています。

 

絵においては2万3千華里もある写生旅行に参加するなど特に山水画の描写を得意として積極的に作品を残しており、中でも得意としていた山水画は、色味があるものが多く朱のような鮮やかな色が使われているのが特徴的です。65歳のときに日本に来日し、2002年、87才でその生涯を終えました。

 

 

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