東洋骨董大辞典

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黄永玉(こうえいぎょく)

1924年生まれで、現在でも活躍する画家です。湖南省出身で、号は黄牛や牛夫子湖、黄杏槟などと称しています。

 

1939年より独学で絵画を研究し、木版画の作成などを経て、小学校の教師、新聞社編集員、文芸工作団の団員、映画製作など幅広い職種を経験し、中央美術学院の講師となりました。その後も中華全国木刻協会の常務理事や中央美術学院の教授を歴任しながら自身の作品の制作も続け、20世紀の中国の代表的な芸術家として名を広めています。

 

作品には大胆な筆跡と色使いで描かれた植物や、コミカルな表情の人物画や動物を主題としたものが多く見られ、その独特な作風は国内外で高い評価を得ています。香港や上海での個展に続き、2008年に開催された北京オリンピックの開催祝賀作品や、2016年には中国切手のデザインも担当しました。

 

 

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